妊娠10ヶ月(36~39週)胎児の成長・出産準備
妊娠10ヶ月
妊娠10ヶ月(36~39週)
出産予定日は妊娠40週0日ですが、妊娠37週0日から41週6日までは正期産(満期産)といいます。 お産開始の兆候は、破水、おしるし(少量の出血)、前駆陣痛です。 尿が破水か迷ったり、おなかの張り方がいつもと違うなど、「これなんだろう?」と思ったときは、 早めに受診しましょう。出血があったときはたとえ少量でも必ず診察を受けます。
赤ちゃんが骨盤に入るので、子宮が下がり、胸や胃のつかえがなくなります。 下がった子宮が今度は膀胱を圧迫するので、ますます尿が近くなり、おりものが増えます。 出産に備えて子宮頸管や膣はやわらかくなり、子宮の収縮によっておなかが張ることも。 不規則なおなかの張りは、前駆陣痛と呼ばれます。この時期は睡眠、食事を十分にとり、 お産に向けて最後の体力作りをしてください。
入院のときにあわてないように、もう一度持ち物の確認を。 母子手帳や健康保険証は忘れないように、 陣痛が始まったときすぐ用意出来るように、まとめておきましょう。 お産が始まる兆しに注意しましょう。
妊婦ママの体の変化
妊娠後期に入ると出産の不安なのか眠れなくなります。 これは、産後の赤ちゃんの夜中の授乳に付き合うため、体が準備に入っているとも言います。 出産の事を考えると「ドキドキ」してしまうと言うママも多いのではないでしょうか?
いつ、何処で出産になっても良いように、保険証と母子手帳は必ず持ち歩きましょう。
出産に向けて準備は出来ましたか?
体が動ける今のうちに、出産準備(準備リスト)を進めましょう。
ベビー洋服、肌着を5枚以上揃えておきましょう。 赤ちゃんは、すぐに洋服を汚すので、1日に数枚着替えるつもりで用意しておきます。
ベビーベッド、ベビー布団、ベビーチェアなど退院後すぐに 赤ちゃんと生活出来るように準備をします。
赤ちゃんとのお出かけの必需品。抱っこ紐・ベビーカー・チャイルドシートなど 動けるうちに準備しておきましょう。 産後は、忙しいので用意出来る物は揃えておくと便利です。