出産の基礎知識*出産の兆候
出産とは?
出産までの流れ
出産には、兆候があります。 どの兆候が出るかは人それぞれです。 兆候全部来たと言う人もいれば、陣痛しか来なかったと言う人もいます。 兆候の順番も様々です。 人が「このように来た」からと言って同じとは限りません。
「おしるし」の兆候
少量の出血。ドロッとした感じになることもあります。
色はピンクや赤、茶色っぽいことも。 赤ちゃんを包む卵膜と子宮の内膜がこすれて出血したものです。 おしるしがあると数日以内にお産が始まるといわれていますが、個人差があります。
「陣痛」の兆候
陣痛は、子宮が縮小する時の痛みです。
お産が始まると規則的な陣痛が起こり、進行とともに強さが増し、間隔が短くなっていきます。
初産婦さんは1時間に6回以上(10分間隔)になったら産院へ連絡します。
臨月に入ると、弱くて、不規則な子宮縮小が起きる人もいます。(前駆陣痛)
「破水」の兆候
赤ちゃんを包む卵膜が破れ、羊水が流れ出るのが破水です。
通常は子宮口が全開大になってから破水しますが、
陣痛が始まる前に破水することを前期破水といいます。
尿かどうか判断がつかないときも含めて、破水したら産院に連絡します。
出産するために、いつ産婦人科に入院するのか?
病院によって様々ですが、基本的には「初産婦:陣痛が5分間隔」「経産婦:陣痛が10分間隔」
初産婦は、陣痛が始まってもすぐに産まれない人が多いようです。 早い人では、入院してから7時間以内で出産。遅い人では、入院してから2~3日は産まれません。
逆に経産婦は、産道が付いているので、入院してすぐに出産する人が多いようです。 経産婦は、とくに過信しがちなので要注意が必要です。
出産に向けて準備は出来ましたか?
ベビー洋服、肌着を5枚以上揃えておきましょう。 赤ちゃんは、すぐに洋服を汚すので、1日に数枚着替えるつもりで用意しておきます。
ベビーベッド、ベビー布団、ベビーチェアなど退院後すぐに 赤ちゃんと生活出来るように準備をします。
赤ちゃんとのお出かけの必需品。抱っこ紐・ベビーカー・チャイルドシートなど 動けるうちに準備しておきましょう。 産後は、忙しいので用意出来る物は揃えておくと便利です。