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子供のゲーム時間とルールの決め方は、どうしてる?

子供とゲームの付き合い方

子供とゲームのルールとは
現代、ゲーム機は、当たり前の玩具となりました。年齢層も、どんどん若くなり小さい子でも使いこなしています。ゲーム機は、時間つぶしには好都合で、大人が忙しい時間でも静かにしてくれるので便利な時もありますが、子供が時間やルールを無視して、コントロールが出来なくなると悪影響もあります。しっかり、ルールや時間を決めて行かないと、自己管理が出来なくなってしまうので大問題です。

ゲームの悪影響とメリット

ゲームが子供にもたらす影響は、良い所も悪影響もあります。使い方を間違えると、悪影響の方が大きくなってしまいます。「ゲームをしていれば大人しい」と子供が自由に使えるようにしていると、ゲーム時間にブレーキが利かずに、無制限にやってしまい、最悪の場合、親の言う事も聞けなくなってしまいます。ゲームを始める前に、きちんとルールや時間を決めておくことが大切です。

ゲームの悪影響とは

【ゲームが与える悪影響】
1.視力の低下
2.コミュニケーション能力の低下
3.感情の発達の阻害
4.勉強をしない
5.非現実的な世界観

■視力の低下
ゲームでの一番の心配は、視力の低下です。ゲームする子が増えて、視力の低下した子供が増えて来ました。集中するあまりに、瞬きもせず、画面を近くで直視して、ゲームをしてしまいます。

■コミュニケーション能力の低下
子供の遊ぶ場所は外でしたが、現代は、遊具の破損、誘拐などの事件・事故の危険性で、家の中で遊ぶ機会が増えて来ました。そのお陰で、友達同士で遊ぶ事よりゲームを通して遊ぶ事が増えて来ました。子供は、集団生活で多くの事を学びます。友達とのコミュニケーション能力が、将来、社会に出て大いに役立ちます。それが、ゲーム遊びで人とのコミュニケーション不足になっています。

■感情発達の阻害
ゲームで怒りっぽくなるのでルールを決める
子供の脳は、スポンジのように多くの事を吸収して学びます。それは、見る物、触る物、感じる物、五感を使って多くを経験するのです。それが、ゲームによって、学ぶ機会を失っています。嬉しい、楽しい、面白い、子供同士の遊びで、冒険したり、工夫したり、挑戦したりして、感情を育てて行くのですが、ゲーム時間が増えるにつれて、感情の表現方法が異なり始めています。ゲームの試合で負けて、怒ったり、切れたり、ゲームに依存してしまう為に、感情のコントロールが変わってしまっています。

怒りっぽくなったり、キレやすくなったり、ゲームで負けてしまうと、物に当たったり、感情的になってしまうケースが多いです。

■勉強をしない
本来なら、友達と外遊びをして、しっかり体を動かし、夕方は家に帰って勉強する。これが、子供には健康的な姿なのですが、現代では、ゲームに集中してしまうばかりに、時間があっという間に過ぎてしまい、気が付けば勉強時間が疎かになってしまいます。ゲームは楽しい遊びなので、夢中になり過ぎて、時間を忘れてしまう傾向にあります。

■非現実的な世界観
現実には無い世界が、ゲームの中にあります。それが、また楽しい魅力なのですが、子供の脳には刺激的過ぎます。まだ、生れて間もない子供たちが、ゲームの世界と現実の世界が混同してしまったら、取り返しの付かない事になります。ゲームは「リセット」すれば、もう一度やり直しが利きますが、現実ではそうは行きません。現実では、失った物は取り戻せません。命や物の大切さは、ゲームで学ぶ事は出来ません。何事もリセットでやり直しは出来ません。失敗したら、リセットすれば良いと言う考え方は通用しません。

ゲームのメリットとは

ゲームで怒りっぽい感情になるのでルールを決める
夕方の忙しい時間、ゲームを与えれば大人しくなります。お父さん、お母さんが、忙しくて構えない時間の暇つぶしに大いに役立ちます。

騒いでいけない場所、混雑時、並んでいる時など、ゲームがあると集中してくれるので、あると助かります。ゲームが与える悪影響は多くありますが、使い方によってはメリットもあります。子供が、ゲーム依存しない為にルールや時間を決める事が大切です。

ゲーム時間の決め方

子供のゲーム時間を決めましょう。子供任せにしてはいけません。

子供のゲーム時間とルール
1.1日のゲーム時間を決める
2.宿題や自主勉が終わってからゲームをする
3.お片付けをしてからゲームをする
4.明日の準備を終わらせてからゲームをする
5.夜8時以降はやらない
6.寝る前はやらない

寝る前にゲームをしない子供ルール
家庭によって、ゲーム時間やルールを決めましょう。ゲームのやり過ぎは視力の低下につながります。寝る前は、脳が興奮してしまい寝れなくなるので、触らせないようにしましょう。子供によっては、親にばれないようにベッドに持ち込んで、暗い中こっそりやる子もいるようです。

ゲーム機によっては、親がコントロールできる物もあります。1日の使用時間制限を付けたり、1日のゲーム時間が見れるように設定出来ます。子供任せにしないようにしましょう。

ノーゲームデーを作る

ゲーム機以外のゲームで遊ぶルール

1日、もしくは1週間、ゲームをしない日を作りましょう。ノーゲームデーを作って、身近な遊びを楽しむ時間を作りましょう。例えば、トランプ、UNO百人一首オセロ人生ゲームなどです。人とのコミュニケーションで遊べるゲームなど、ゲーム機離れの時間を作りましょう。ノーゲームデーを作って、ゲーム機を触らなくても大丈夫、ゲームに依存しないようにしましょう。

成長してからではコントロール出来ない

ゲーム時間が守れるルールを作る
幼い時から、ゲーム時間やルールを決めておく必要があります。成長して中学生、高校生になっても、守れるようにしておきましょう。成長すると自我が出て、更にコントロールできなくなります。友達の影響で夜更かししたり、オールでゲームする子もいます。

自分で、コントロールが出来なくなると、勉強に影響が出ます。普段、勉強せずにゲーム依存している子は、急に勉強スイッチが入るようにはなりません。やらない子は、そのまま、勉強をやならない子供になってしまいます。

きちんと、幼いうちにゲーム時間やルールを決めておきましょう。今の子は、ゲームが息抜きです。ゲームでストレス発散している子も多いです。勉強の骨休めにもなっているようです。中学生になれば高校受験があります。その時に、ゲームに依存してしまうと、受験勉強に集中できなくなります。大切な中間、期末テスト、受験勉強などの時にノーゲームーデーが守れるように、時間やルールを守れるようにしておくことをオススメします。

ゲームとの上手な付き合い方

切っては切れないゲームとの関係。ほとんどの子供たちがゲーム機で遊んでいます。友達と上手に付き合う為に、ゲーム機が一人一台は必要な時代になりつつあります。兄弟で1台という時代ではなくなっています。ゲームの良し悪しを理解して、きちんとルールや時間を守れるようにすれば、使い方によってはメリットも多くあります。

子供の視力低下が心配されている現代。子供に大切な物は、外で自然に触れ合ったり、友達と体を使って遊ぶ事が大切ですが、現実では遊び方が変わりつつあるようです。子供たちが、ゲームと上手に付き合って行くために、ゲームのルールや時間に付いてきちんと話し合って決めましょう。