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子供の病気を早く発見する方法

子供の様子の変化

子供は体調が悪いと、すぐに体温が上がります。一番、分かりやすいのが、手や首、頭です。様子がおかしいと思ったら、第一に熱を見ます。

熱があれば息も荒く、脈も早くなります。目が、いつもよりトローンとして力がない目付きになります。熱くて、つらくて涙目になります。お腹に手を当てても、熱があるか無いかが分かります。

顔色は、最も大切で、青くて唇が紫色になっていたら、夜中でも医師に診て貰いましょう。元気がなく、ぐったりしているようなら医者にすぐにかかりましょう。

おむつかぶれ

おむつかぶれで、お尻がただれて痛くて泣きます。いつも、おむつを取り替えているのに、お尻がただれるようなら、胃腸が弱っていると思って、気を付けなければいけません。下痢をすると、お尻がかぶれてしまいます。そんな時は、すぐに医師に診て貰い、薬を処方して貰いましょう。

子供の便秘

便秘は、健康な子でも便秘になります。子供の便は柔らかめ位が良いです。硬いコロコロうんこや黒い便は便秘なので、熱を出す前触れかもしれません。水分をしっかり取らせましょう。

子供によっては、便秘が原因で血便する場合があります。硬すぎて、力んだ時に痔になってしまう場合です。軽い痔であれば、数日で治りますが、痔が続くようであれば「肛門科」に連れて行き、診て貰いましょう。

便秘にならないように、食事に気を付けましょう。甘い物を減らし、根菜類、海草を食べると良いです。食事はよく噛んで食べる事も大切です。

熱性下痢

子供が下痢をした場合、大抵は、お腹を温めると良いでしょう。ところが、熱が出ている下痢の場合は冷やさなければいけません。この場合は、肉などの動物食の食べ過ぎが多いです。この熱を下げるのは、リンゴが良いです。くず粉も体に良いので、スープなどに入れたり、くず湯にしてはちみつで飲むのもおすすめです。

ひきつけ


ひきつけは、脳のけいれんです。高熱が原因でひきつけを起こすことがあります。ひきつけを起こすと、目をつりあげて、歯をくいしばり、手や足は硬直して、震えます。初めて見ると、親はびっくりしますが、ここは冷静に対処します。

首の後ろ、脇の下を冷やします。足が冷えているようなら温めます。舌を噛みきる恐れがある場合は、タオルを噛ませます。この時、手を入れないで下さい。物凄い力で噛みきる危険性があります。必ずタオルや布などにして下さい。

胸を開けて呼吸をしやすいようにします。驚いて抱いたり、背中を叩いたりゆすったりしないで、落ち着いて対処しましょう。小児科、内科に電話をして診て貰いましょう。

体温の変化にいち早く気付く

子供と添い寝をしたり、触れ合っていると、子供のいつもの体温を感じる事が出来ます。少しでも、熱があるとその変化に気付きやすいです。

日中は、元気で熱が下がったとしても、夕方になると熱が上がります。少しでも、いつもと違う症状を見せた時は、早めに受診するようにしましょう。子供は、体が弱く、病気に敏感です。

子供の病気に早く気が付くためにも、肌と肌が触れるスキンシップだったり、普段の様子を観察しておくのも大切です。