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子供のスマホ、いつ持たせる?

子供のスマホはいつから持たせる?

子供のスマホいつ持たせる?
スマートフォンを、子供に持たせる年齢が早くなっています。少し前までは「高校生になったらスマホを持たせる」という時代だったのに、近年では「幼稚園・小学校から持たせる」とスマホの利用者も低年齢化しています。使い方によっては、メリット・デメリットにもなるスマホ。いつから持たせるかは、その家庭の事情によって様々のようです。

スマホのメリット

現代は、どの家庭もインターネットが身近な存在になっています。スマホのメリットとは?

スマホのメリット

  • インターネットが出来る
  • 通話・メッセージのやり取り
  • アプリで勉強
  • アプリで遊べる
  • 位置情報で子供を管理
  • スマホで動画を見る

スマホがある事によって、子供たちの遊び方が変わりました。インターネット、動画、ゲームアプリなど、常に楽しめるコンテンツが豊富にあります。塾に通わせていたり、働いているママ達は、小学生からスマホを持たせる傾向にあるようです。

スマホのデメリット

スマホのデメリット

  • 視力の低下
  • 勉強時間の不足
  • 有害サイトへのアクセス
  • トラブルに巻き込まれる
  • 有料サイトの閲覧
  • 知らない人と繋がる

子供は、好奇心が旺盛です。興味を持った物に対して、覚えるのが早いです。大人より、スマホを使いこなせるようになっているかもしれません。ですが、危険性に関しては、意識が薄いです。好奇心や興味本位で、トラブルに巻き込まれないように、注意が必要です。

低年齢層からネットを利用している

低年齢層の子供の64.0%がインターネットを利用。通園中(0歳~6歳)では57.8% 、小学生(6歳~9歳)では82.4%がインターネットを利用。

インターネットを利用する機器は、スマートフォン(32.3%)、タブレット(30.6%) 、インターネット接続、テレビ(21.4%)、据置型ゲーム機(17.7%)、携帯ゲーム機(14.6%)が上位。

低年齢層の子供のインターネットの利用状況:内閣府調査より引用)

早い子では、2歳から子供専用スマホを持ち(3.7%)、小学生では高学年になると61.5%の子供がスマホを持ち、中学生では83%、高校生では98%の子供がスマホを利用。高校生になると、ほとんどの子供が持っているという結果になっています。

スマホの所有者は子供?

低年齢の子供の機器の専用率は、ほとんどの子供(84.3%)が親と共用で利用しているようです。幼い子供は、親との共有によって、親が管理して利用させる事も大切です。

あとは、契約切れの親が使わなくなったスマホを使用している子も多くみられます。家のWi-fiを利用して、契約切れのスマホを所有している子供も多くいます。

塾、習い事などしている子供は、自分専用のスマホや携帯電話を所有している子もいます。位置情報の管理も出来るので、防犯対策にもなっています。

勉強時間の減少

スマホのメリット・デメリット・ルール

スマホ、インターネットが身近な環境になった事で、勉強時間の減少になっています。楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまいます。見たい動画、遊びたいゲームは、いつまでも楽しめます。そのため、勉強や宿題が疎かになっています。

子供だけでは、自己管理は難しく、親が注意しなければ、いつまで経ってもスマホを手放す事が出来ません。ルールを決めておく事も大切です。

安心してスマホを使うために

年々、スマホを持つ子供の年齢層が若くなっています。スマホでゲームや動画を見れば、騒いでいた子供も静かになるので、場合によっては便利な時もあります。

ですが、子供のうちからコントーロールが出来ずにいると、成長した時に、勉強不足、スマホ中毒になってしまい、スマホが手放せなくなります。便利に使う為には、ルールが必要です。

スマホのルールを決める

寝る前はスマホを触らない

寝る前はスマホを触らないルール
寝る前に、スマホを触ると、脳が興奮状態になり、睡眠障害になります。精神が不安定になりやすかったり、夜ぐっすり眠れる事が出来ず、昼間も眠い状態になってしまいます。就寝の2時間前から触るのは止めさせましょう。

食事中はスマホを触らない

食事中スマホは触らないルール
食事中は、食事に集中。ついつい、動画を見てしまったり、友達と連絡を取ってしまいます。食べる時は、食事に集中。食事を美味しく食べる為にも、家族でコミュニケーションを取る為にも、食卓にスマホを置かないようにしましょう。食べ終わってから触るようにしましょう。

怪しいサイトを見ない

怪しいサイトは見ないスマホルール
怪しいサイトに間違えて入ってしまった時、間違えてボタンを押してしまうと、ダウンロードが始まってしまったり、ウィルスを貰ってしまう危険性もあります。「おかしい!」と思ったら、慌てずに親に見せる、もしくは相談するルールを作りましょう。

有料サイト、課金はしない
子供のうちは、有料サイト、課金などで、支払の請求が来ないように、ルールを決めておきましょう。数十万円も請求が来てしまい、請求が来た時に、子供が変なサイトを見ていた事が分かったケースもあります。

フィルターをかける
フィルターをかけて、安全に使えるようにしましょう。子供は好奇心が多いので、軽はずみに調べた事が、危険な時もあります。

知らない人と関わらない

スマホで知らない人と関わらないルール
子供のトラブルで1番多いのは、知らない人との出会いです。トラブルに会う99%は女子が巻き込まれていると言われています。ネットで知り合ったお友達、同級生で女の子と聞いていたのに、実際、会ってみるとおじさんだったという事件も多いようです。まだ、自己判断に欠けるお子さんには、親の目が行き届いている必要があります。声掛けをして、トラブルに巻き込まれないようにしましょう。

スマホを触らない日を作る
学校によっては「ノーゲームWeek」を作っている所もあるようです。スマホ、ゲーム、インターネットを触らない日を作るという試みです。スマホやインターネットに依存しないようにする時間も大切です。

スマホとの付き合い方

スマホを利用する年齢が、年々、低年齢化している事が分かりました。ベビーカーに乗ってる子供の手元にスマホがある事が身近になっています。便利な反面、デメリットもあります。成長と共に、勉強時間に影響があるのは、とても困ります。

中学生になれば、中間テスト、期末テストがあります。「スマホやゲーム、インターネットを使用しなければ、勉強できる時間が増えるのに…」と、頭を抱えているお母さんたちはたくさんいます。「ゲームやスマホを取り上げたら、子供がキレた」など、反抗期になるとそんな親子のトラブルを耳にします。

スマホやゲームは、あって当たり前の時代になって来ました。周りの友達とのコミュニケーションもオンラインゲームになっています。スマホと上手に付き合う為に、管理を子供任せにせず、幼い時からルールを決めておくことが大切です。