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温泉の効能

温泉の選び方

温泉のいろんな分類

源泉の温度以外にも温泉にはいろいろな分類の方法があります。 リトマス試験紙の色の変化で賛成かアルカリ性かを見分ける方法がありますが、あれと同じように、 含まれている水素イオンの濃度(PH値)によって温泉を分けると、酸性泉からアルカリ性泉まで5段階に分類されます。

単純温泉

泉質名から何となくありがたみの少なそうなイメージを受けがちですが、決してそうではありません。 温泉水に含まれている成分が薄いという意味で、成分の種類にかかわらず濃度の薄いものを単純温泉と呼ぶのです。 日本にはこのタイプの温泉が多く、有名な石和(山梨)、道後(愛媛)、箱根の強羅なども単純温泉です。成分が 一定でないため効能は温泉によって違います。

炭酸水素温泉

カルシウムイオンやマグネシウムイオンを含む重炭酸土類泉と炭酸水素ナトリウムを含む重層泉の両方を指します。 重炭酸土類泉には、鎮静作用や炎症をおさえる作用があるので、アレルギー性の病気や慢性の皮膚病によく効きます。

炭酸泉

炭酸ガスの小さな気泡が立っている温泉で、日本ではあまり見られない泉質です。 特徴は湯温が低いこと、血管を拡張して血液の循環をよくする効果があります。

食塩泉

海水と同じような食塩を含んでいる温泉で、日本では単純温泉の次に多い温泉です。 特徴は皮膚につく塩の効果で保温性がいいこと。温泉水1kg中に15g以上の食塩を含むものを強食塩泉、 5g未満のものを弱食塩泉といいます。

硫酸塩泉

「苦味泉」ともいい、硫酸イオンを成分にしている芒硝泉、石膏泉、正苦味泉、明ばん泉の総称です。 明ばん泉以外の3種類は、高血圧や動脈硬化、脳卒中の後遺症などに効果があり、とくに正苦味泉は「脳卒中の湯」ともいわれています。

鉄泉

鉄錆のような赤褐色の色と匂いのある温泉で、炭酸鉄泉と酸性が強い緑ばん泉の2種類があります。 名称のとおり鉄分を多く含んでいて、昔から貧血の治療に役立てられています。

硫黄泉

硫黄分を含む刺激の強い温泉です。 肌への効果のほか、心臓や関節の症状にも効くといわれています。 硫化水素によって金属が黒変するため、入浴するときのアクセサリーや腕時計、めがねなどは禁物です。

酸性泉

水素イオン濃度がpH未満の温泉で、浴槽の中へ硫酸を1ビン流し込んだほどの強酸性を示す湯もあります。 肌の弱い人は、強い酸性でただれることがあるので注意が必要です。

放射能泉

ラジウム温泉とかラドン温泉ともいい、温泉中に放射性物質のひとつであるラドンを含んでいます。 放射能は癌などと結びつけて考えがちですが、ラドンはすぐに空気中に拡散し、体内に入った分も息とともに外に出てしまうので、 心配はまったくありません。痛風や糖尿に効果があるとされています。

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