1. TOP
  2. 子育て・育児・しつけ
  3. 子供に伝えたい言葉、言ってはいけない言葉

子供に伝えたい言葉、言ってはいけない言葉

子供に伝えたい言葉

子供は「親を選んで生まれてくる」と、言います。その逆に「子供は、親を選べない」という言葉もあります。

子供が、親から聞く言葉は、成長と共に影響します。感謝の言葉を伝えれば、温かい心の持ち主に育ちますし、チクチク、ガミガミ言われて育つと、子供の心は寂しくて、チクチクした心に育ちます。

子供に感謝の言葉を伝えよう


子育ては、本当に大変です。子供も失敗の繰り返し。子供の一歩はとても小さく、毎日が、イタズラや失敗で、それが続くとお母さんは疲れてしまいます。そんな時、きつい言葉を発さずに、温かい表現で伝えて下さい。

親も完璧な人は、どこにもいません。誰もが失敗をして成長します。子供の失敗と共に、親も成長しているのです。

伝えて欲しい言葉

「生れてくれてありがとう」
子供は、成長するにつれて、幼稚園や小学校などで、集団生活を学び始めます。友達とのいざこざ、子供同士のトラブルなど、集団生活で学ぶ事はとても多いです。

家が、唯一のくつろぎの場所。家で、ガミガミ言われてしまうと、自信の無い子に育ちます。自分の存在を認めて欲しい。子供は承認欲求がとても大きいのです。

「生まれてくれて、ありがとう」
その言葉が、自分の存在を認めてくれてる。自分の存在に、お母さんが喜んでくれてる。それだけでも、子供は嬉しくて、幸せなのです。

失敗しても大丈夫

幼い子ほど、飲み物をこぼしたり、物を壊したり、失敗が多いです。そんな姿に、お母さんもイライラしてしまうかもしれません。失敗は、成功の元。いつかは、出来るようになります。子供の成長の一歩はとても小さく、まったく成長してないように感じますが、1年後を見た時に、大きく成長している事でしょう。

今すぐの成長ではなく、末永く、成長を見守って行きましょう。出来ない事も、失敗と共に出来るように育っています。

子供に言ってはいけない言葉

お母さんは、その日の感情で、子供に悪口を言わないで下さい。その時は、機嫌が悪かったり、パパと喧嘩した後だったり、情緒不安定になっている時かもしれませんが、子供は言われた言葉を、しっかり聞いて覚えています。なので、感情のままに、子供が自信をなくすような言葉は言わないで下さい。

この言葉は言わないで

「あんたなんか、生まなきゃ良かった。」
「本当は、生みたくなかった。」
「あんたなんか、いらない。」

子供の存在を、否定するような言葉は、絶対に言わないで下さい。小さい子だから、意味を理解していない、と思うかもしれませんが、子供はしっかり覚えています。

お母さんだって、完璧な人間じゃない。だから、弱い言葉を口にしてしまう時もある。でも、存在を否定された子供は、自信の無い子供に育ちます。

「自分が、いなければ良い。」
「自分は、必要ない。」

子供自身も、自分の存在を否定してしまうからです。自信が無いままに育った子供は、大人になっても自信がないです。愛情不足だった子供は、大人になっても愛情に飢えています。

言葉の暴力とも言いますし、子供を否定するような言葉を発すると、子供に与える影響は大きいです。将来、それが、目に見える結果として返ってくるかもしれません。

日頃から、子供に感謝の気持ちを伝えましょう。

子供の承認欲求

子供は、自分を認めて欲しい本能があります。親が自分に対して関心を持って貰いたい。自分の存在を認めて欲しい。承認欲求が強いのです。

その為に、うそを付く事もあります。親に認めて欲しい。自分の都合が悪い事は隠したい。お母さんに、褒めて貰いたいのです。うそを付いて、自分を守る事もあります。


子供が、友達と喧嘩をして自身がない時、赤ちゃんの写真を見せて「あなたが生れた時、みんなが喜んでくれたのよ。」「おじいちゃんは、初孫で大喜びだったよ。」など、自分の存在に価値がある事を伝えましょう。

子供の成長はあっという間

親の手を借りて育った子供は、いつしか、自分一人で歩きだします。親に頼って歩いていた子供は、一人で歩こうと、親の手を放し始めます。

ある日、突然、反抗期が訪れます。自立への第一歩です。そんな日も、あっという間に来てしまいます。日々の子育ては、本当に大変ですが、いつかは巣立って行く子供達です。幼い時に、しっかり感謝の言葉を聞かせてあげて欲しいです。
「産まれてくれて、ありがとう。」
「私を、お母さんにしてくれて、ありがとう。」