【妊活初心者向け】基礎体温の正しい測り方と記録のコツ

妊活を始めようと思ったときに、まず取り組みたいのが「基礎体温の記録」です。
毎朝1分の習慣で、排卵の有無やホルモンバランスの目安がわかり、妊娠しやすいタイミングをつかむヒントになります。
この記事では、初心者でもできる正しい測り方と、長く続けるための記録のコツをわかりやすく解説します。
基礎体温とは?妊活に役立つ理由
基礎体温とは、体が最もリラックスした状態、つまり睡眠から目覚めた直後の体温のことです。
女性の体はホルモンの変化によって体温が上下し、月経周期に合わせて低温期と高温期に分かれます。
この基礎体温を毎日記録することで、自分の排卵のタイミングや生理周期のリズムを把握できるようになります。
基礎体温をつけると分かること
- 排卵がきちんと起きているかの目安
- ホルモンバランス(黄体機能)のチェック
- 妊娠しやすい時期(排卵日予測)
- 妊娠兆候(高温期が2週間以上続く場合など)
基礎体温の正しい測り方|毎日の習慣にしよう

準備するもの
測定のポイント

- 朝、目覚めたら体を動かす前にすぐ測る(寝たままの状態で)
- 毎日同じ時間帯に測る(例:朝6〜7時台)
- 体温計は舌の下に入れて、正しい位置で測定
- 測定後はすぐに記録する
毎日の体調や出来事も一緒にメモしておくと、グラフに影響が出たときの原因が分かりやすくなります。
記録のコツ|グラフを読み取る習慣をつけよう
最初の1〜2ヶ月はグラフが安定しないこともありますが、まずは続けることが大切です。
記録が習慣になってくると、自分の排卵パターンや体調の傾向が少しずつ見えてきます。
続けるためのアドバイス
基礎体温グラフの見方|排卵日の目安を知ろう

通常、以下のような2層のグラフになります。
- 低温期: 生理開始から排卵まで(36.0〜36.4℃)
- 排卵日: グラフが一度ガクッと下がる
- 高温期: 排卵後〜生理前まで(36.7〜37.0℃)
排卵日はグラフが下がった翌日か翌々日に起きるのが一般的です。
高温期が14日以上続いた場合は、妊娠の可能性もあるのでチェックしてみてください。
こんな時は?よくある不安と対策
- グラフがギザギザして安定しない
- 高温期が短い(10日未満など)
- 排卵日が特定できない
こうした場合は、無理せず婦人科に相談するのも安心です。
医師に基礎体温表を見せれば、より正確な診断が受けられます。
まとめ|毎朝の1分が未来のあなたを変える
基礎体温の測定は、妊娠しやすいタイミングを知るための大切なステップです。
毎日コツコツと記録を続けることで、自分の体と向き合い、妊活を前向きに進めることができます。
「まずは知ること」「記録すること」から始めてみましょう。
未来の赤ちゃんのために、今日からできる妊活を一歩ずつ。
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