ゆぅさん　第一子（男の子）出産体験記

出産妊婦（ゆぅ長男）

赤ちゃん出産

赤ちゃん出産１
出産妊婦　ゆぅさん
年齢　30歳妊娠/30歳出産
赤ちゃん性別　男の子
赤ちゃん出産　８月１日
赤ちゃん体重　3,378g
赤ちゃん身長　50cm

出産体験記

はじめての妊娠1-10ヶ月の体験記はこちら>>>

陣痛との戦いが辛かった！！おしるしが来るまで、家の掃除をしていました。友達に「おしるしが来たよ」と連絡すると「すぐ実家に帰りな！！」と言われ、慌てて里帰りをしました。出産予定日が８月４日だったので、まだ大丈夫だと過信していました。

7月30日の夜、陣痛が始まりました。まだ痛みが弱かったので「今のうちに寝ておこう」と思ったら夜中2:00頃から痛みが強くなり寝ている事が出来ませんでした。うちの産婦人科は「初産婦は5分間隔、経産婦は10分間隔で連絡」となっていたので、痛みが5分間隔になるまで耐えました。

出産シーン

産婦人科に着くと子宮口は3cm・5分間隔の陣痛だったので、「7月31日中には生まれるだろう」と予測していました。

生まれるまで何があるか分からない！！３分間隔の陣痛になっても、まだ子宮口が開きません。体には、疲労がたまり眠くなります。「クラッ」と気を失いそうになりますが、陣痛の痛みで目を覚まします。眠気と陣痛の痛みに襲われて、とっても辛かったです。ベッドの横では、旦那がずっと腰をさすってくれました。（＞＿＜）

看護士さんに「いつ子宮口が開きますか？いつ分娩台に乗れますか？」と何度も問いかけました。看護士さんも「こればかりは、分からないから頑張って。」と励ましの言葉。

あとから入院してくる妊婦さんたちが、次々と出産して行くので焦りました。「うちの子は、いつ生まれるのだろう」（；＿；） 8月1日am6:00陣痛の痛みが変わって来ました。今までは、痛みとの戦いだったのですが、陣痛が来る度に体が震えるようになりました。その時、子宮口9cm。全開に開かないと分娩台に乗る事が出来ません。 am8:00、陣痛が来るといきむようになって来ました。 am8:30、ようやく子宮口が全開になり分娩台に乗りました。

助産婦さんにリードされていきみます！！もう無我夢中というか必死でした！！私のおなかに付けたモニターから「ピッピッピッ」と赤ちゃんの心音が聞こえてくるのですが、私が「うぅっっぅっ！！！！」と長くいきみ過ぎてしまうと、赤ちゃんの呼吸が乱れているのが分かりました。助産婦さんにも「そんな、いきみ方じゃ赤ちゃんが苦しいでしょ！！」と言われ、我に返ります。分娩台の横では旦那が一緒にソフロロジーの呼吸法を手伝ってくれました。（立ち会い出産）

「頭が出たよ！！もう、いきまないで！！」
「フッーーーフッーーーフッーーー」いきみたいのを我慢しました。
「にゅるっん♪」と、生温かい物が出て来たのを感じた、その時！！
「オギャァッー！！オギャァッー！！オギャァッーー！！」
助産婦さんが「さあ手を出して！！胸の上に乗せるよ！！落とさないでね！！」その時思いました。

「誰が落とすものですか！！しっかり抱きしめるから！！あぁっ～かわいい！！ありがとう、１０ヶ月間一緒に頑張ってくれてありがとう！！」ママが陣痛で苦しい時は、赤ちゃんも子宮が収縮されて苦しんでいます。陣痛の痛みに耐えたのは、私だけじゃないんだ！！と思うと涙がジワリと出ました。

女性は強し！！赤ちゃんのかわいい表情を見た瞬間、陣痛の痛みは忘れてしまいました。出産してから聞いたのですが、赤ちゃんの体に「へその緒」がタスキ掛けのようになって巻き付いていたそうです。その為、なかなか下がって来れず子宮口が開かなかったとか・・・。

出産後

出産後２日目
（左）出産後２日：（右）出産後１週間の赤ちゃん

お産はママと赤ちゃんが力を合わせながら進めていくものです。ママが陣痛と戦っているとき、おなかの赤ちゃんだってきゅうくつな産道を、体を丸めたり、ときには伸ばしたり、頭や体の向きを変えながら一生懸命に生まれようとしています。狭い骨盤を通る時、赤ちゃんは頭の骨を骨盤を通れる形に変えて出て来ます。

立会い出産の感想

お産の時、私はものすごい形相をしていました。（必死）パパは、そんな私を見て「すごい顔をしていた」と言いました。「私のこと、嫌いになった？変な顔だったでしょう。」と聞くと「頑張ってくれて有難う。産んでくれて有難う。」と、何度も私に感謝をしてくれました。

妊娠中は、どんなに頑張っても、こんなに優しい言葉は聞けませんでした。私も、旦那に立ち会って貰った事で「一緒に三人で頑張った」という気持ちでいっぱいです。二日間、腰をさすって貰って助かりました。私こそ、立ち会ってくれて有難う！！と感謝の気持ちです。