基礎体温の測り方【排卵日の高温期】月経周期の数え方
基礎体温は、どうやって測るの?
基礎体温の測る方法を分かりやすく解説。これを読めば、基礎体温の変化、低温期や高温期について分かるようになります。生理後、排卵日後で基礎体温は変わります。低温期、高温期って何?と思いますよね。でも、この記事を読めば、基礎体温に対しての疑問がなくなります!ぜひ、じっくり読んで下さいね。
- 基礎体温の周期
- 生理(月経)の周期
- 基礎体温の測り方
- 基礎体温以外の排卵日予測方法
- 基礎体温がうまく測れないとき
排卵が起きると基礎体温が高温期に
【基礎体温とは?】
基礎体温とは、体の動きが最も安静である状態にあるときの体温です。なので、基礎体温を測る時は、寝ている時に測るのが理想です。でも、寝ている時には測れないので、朝起きてすぐ測ります。動いたり、起き上ったりせずに、起きてすぐの体温で測る必要があります。
枕元に基礎体温計を置いておくと起きてすぐに測れます。
基礎体温の周期とは?
基礎体温の周期を測るには、毎日の基礎体温を測定して、体温の変化を記録します。この時、グラフにすると分かりやすいです。毎日、体温測定する事で、体温のリズムが一定ではない事が分かります。生理開始日から低温期が2週間程続いた後、更に低温になる日があります。そして、体温が急に上がり約2週間は高温期入ります。次の生理が始まり、高温期が低温期に変わります。これが、生理周期の体温の変化になります。
生理初日から低温期が14日間、高温期が14日間の合計28日間、これが、生理の周期となります。毎月、ピッタリ28日で生理は来るとは限りません。個人差があります。基礎体温を3ヶ月程付けて、生理の周期の平均を出します。これが、排卵日を予測する為の「生理周期」になります。
排卵が行われる日の3日前から基礎体温は上がって高温期に入ります。 生理が始まるとまた体温は下がるので、正常な排卵が行われている女性の基礎体温は、二相性を示します。
このホルモンの変化から、月経(生理)の約1週間前から「月経症候群」よ呼ばれる症状が現れます。月経症候群とは、月経開始と共に消失する腹部膨満感、乳房の痛み、興奮、不安定、鬱、イライラの症状が現れるのです。
生理前は、怒りっぽくなったり、悩みやすくなったり、疲れやすいのは、ホルモンの変化による物なので、上手に体調と付き合いましょうね。生理(月経)の週は、早めに寝る、疲れる事は控えるなど、自己管理が大切です。自分を労わりましょう。
生理(月経)1週間前は、乳首が痛くなったり、怒りっぽくなったり、気にしやすくなったりするのは、そのせいなのですね。
朝目が覚めたらすぐ舌の下に体温計を入れ、寝たままの状態で測ります。 35.5℃~38℃の間の目盛りが細かい婦人体温計で測りましょう。
【基礎体温の測り方】くわえ方や測り方のポイント
基礎体温は、起きてすぐの状態で測ります。起き上がらずにベッドや布団で横になった状態で測るようにします。
基礎体温計は、舌の裏側の付け根で測定します。口の中の場所によって体温が違う為、毎回、同じ場所で測りましょう。口をしっかり閉じて、鼻呼吸で体温を測定します。
- 起きたらすぐ、動かずに基礎体温計(婦人体温計)で測る
- 基礎体温計で下の裏側の付け根で測定。毎回、同じ場所で測定
- 口は閉じて鼻呼吸、5分間測る
基礎体温を測る時は、35.5℃~38℃の間の目盛りが細かい婦人体温計で測りましょう。
Q.基礎体温計はどこに売ってる?
A.→薬局や電気屋、インターネットなどで購入出来ます。
基礎体温がうまく測れないとき
基礎体温計、二相性を示すというけど、体温が変化なし、グラフが乱れてガタガタ・ぐちゃぐちゃ、ずっと高温期、もしくは、ずっと低温期など、理想のグラフにならない人もいるでしょう。でも、気にしなくても大丈夫。基礎体温がうまく測れない人もいます。
基礎体温が乱れてガタガタ・ぐちゃぐちゃ
基礎体温の乱れは、ストレスや季節の変化、体調不良、心身の疲労、睡眠不足、食事が不摂生などの原因で、ホルモンバランスが崩れていたり、体調の変化で体が付いていけずストレスになっている場合があります。
生理(月経)の周期は、個人差があります。生理(月経)周期が短い・長いとか、低温期がずっと続いてグラフにならない、高温期がずっと続いて体温が高いなど、体質もそれぞれです。これと言った原因が分からない事も多いです。
基礎体温は、ひとつの目安にしか過ぎません。上手に体温が測れないからと言って、排卵が起きてない訳ではありません。ずっと、低温期が続いて高温期にならなかった方でも、排卵は起きています。その合図が、分かりにくいだけです。
生活習慣や日常生活を見直して、体のリズムを整えましょう。体に負担のかかる生活習慣を続けると、病気となって体調を崩すかもしれません。体温が低ければ、温かい飲食をする、カイロを貼る、半身浴をするなど改善方法があります。睡眠不足なら早く寝る、食生活が乱れているなら手作りを心掛けるなど生活習慣を見直す必要があります。
\ 体質改善をしましょう この記事もよく読まれています /
基礎体温以外で排卵日を知る方法
おりもので分かる排卵日のサインがあります。生理後、排卵期前、排卵日後でおりものが変わります。ドロッとした白い塊のおりもの、水っぽいおりものなど出たりします。
おりものは、排卵期になると何故変わるの?
排卵時期のおりものは、生理開始日を0日と数えて14日頃、水っぽいおりものに変わります。おりものが、水っぽく手に取ると10cmぐらい伸びるおりものに変わったら、それは排卵日のサインです。
\ おりものと排卵日の関係を説明 この記事もよく読まれています /
排卵日計算ツールで排卵日を予測
排卵日計算ツールを使って妊娠しやすい時期をチェックしてみましょう。妊娠排卵日、オギノ式を使って一番妊娠しやすい時期を予測します。
オギノ式排卵日計算とは何?
\ 排卵日計算ツールを使って妊娠しやすい日を予測する /
排卵日チェッカーで排卵日をチェック
妊娠排卵日検査薬を使って、排卵日を予測します。女性が排卵期を迎えると、いろんなホルモンが活発になり、分泌物に変化をもたらします。 排卵前に分泌量が急激に増加します。妊娠しやすい時期、排卵日を予測する検査キットです。
基礎体温がうまく測れなくても、排卵日を調べる方法は他にもあります。うまく基礎体温が測れず無理と思っても、基礎体温で排卵時期を調べる方法は、ひとつの手段と思って気にしなくても大丈夫です。逆に、上手に出来ないと負担に感じてしまうとストレスになってしまいます。難しく考えず、気楽に排卵日を予測しましょう。
【まとめ】基礎体温の測り方
基礎体温は、起きてすぐに測ります。起き上ったり、活動せずに、寝ている状態で体温を測ります。体温を測る場所は、毎回、同じ場所で測ります。部位が違うと体温も微妙に違います。気を体温をグラフに付ける事で、低温期から高温期の変化を見る事が出来ます。
基礎体温が、上手に測れなかったとしても大丈夫です。低温期や高温期の差がなく、ずっと低温期、もしくはずっと高温期という事もあります。体調の変化や季節の変わり目、ストレス、睡眠不足、食事の不摂生などによっても生理周期は乱れてしまいます。まずは、体質改善をして体作りをしていきましょう。