スプーンのあげ方
スプーンのあげ方
上手に離乳食をゴックンさせるコツ
離乳食初期のスプーンは、持つ所が細長く、さじの小さなものを使います。
(写真参照:左のスプーン)
離乳食中期・後期のスプーンは、持つ所が短く、さじの大きなものを使います。
(写真参照:右のスプーン)
離乳食が進むにつれて、スプーンのさじは大きくなります。
さじが大きければ、赤ちゃんも、大きな口を開けて食べるようになります。
●離乳食スプーンはこちら
離乳食の大切さ
離乳食を面倒くさがらないで
「離乳食を作るのが面倒くさい。」
「赤ちゃんにあげるのが大変、汚される、手間がかかる。」
もし、離乳食をあげずなかったら?1歳から離乳食を始めたらどうなる??
赤ちゃんの成長は、1歳になるまでに目まぐるしい成長がある。
その大切な時期に、離乳食を与えなかったらどうなるか?
「噛む」ということは、人間が生きていく中で、とっても重要な働きをしている。
「噛まない」ということは、どういうことか。
一、運動能力の低下
一、脳の機能の低下
一、骨を作る機能の低下
一、顔の筋肉の低下
離乳食は、赤ちゃんにとって、これから育って行く為の大切な役割。
1歳を過ぎても、よだれの出ない子にする離乳食のあげ方
スプーンを上手に口の中に入れる
お口の締まりのない子は、1歳を過ぎてもよだれをダラダラと垂らします。 これは、離乳食をあげる時に、ママのスプーンのあげ方で決まります。 離乳食中に、口の締まりのある子に育てましょう。
やってはいけない離乳食のあげ方
離乳食は「ゴックン」をさせる 手前で食べさせない
×これはダメ×
スプーンを上唇の所までしか入れない。
離乳食を上唇で、食べさせている。
寝かせて食べさせるのもダメ。
寝ながら食べると、離乳食を舌で喉まで運んで「ゴックン」をせずに、流し込むように食べてしまう。
きちんとお座りをさせて食べさせる事が大切です。
「ゴックン」を上手にする為の離乳食のあげ方
スプーンは、口の奥まで入れる
◎舌の上でゴックン◎
スプーンを舌の上に乗せる。
赤ちゃんが、しっかり口を閉じた所でスプーンを引き抜く。
上手に「ゴックン」が出来ているか。
赤ちゃんが、口を閉じる力が「口の締まりの良い子」になる。
上手に「ゴックン」が出来る事で、よだれを「ゴックン」出来る子になる。
赤ちゃんは、口の中に異物(固形物)が入ってくると吐き出してしまうので、「ゴックン」のスプーン練習は
離乳食初期(5~6ヶ月)に入ってから。
離乳食中期(7~8ヶ月)・
後期(9~11ヶ月)ぐらいまでに「ゴックン」が上手に出来るようになれば、
周りの子に比べて「よだれの出ない子」になります。