妊娠2週目(妊娠1ヶ月)
妊娠2週目(妊娠1ヶ月)
妊娠2週目は排卵日
人間では他の動物と異なって、通常一回の排卵で排出される卵子の数はただ一つです。 卵子は人間の体の中で最も大きな細胞で(直径0.1mm)、注意して見ると肉眼でも分かるくらいの大きさです。
生理周期が28日の人では、排卵は普通、第14日目前後におきます。 排卵とは読んで字のごとく、卵巣の表面から卵子が卵巣の外へ排出されることをいいます。
フリーメディカルイラスト図鑑の画像を使用
排卵日症状
■下腹部の痛み
■透明な水のようなおりものが増える
■少量の出血が続くこともある
排卵日を計算する事で妊娠の確立を上げます。 この排卵時期に妊娠できる確率はとても高い物ではありません。 なぜなら、精子と卵子には寿命があり、受精出来る時間が12時間と短い物だからです。
精子と卵子の寿命
■精子の寿命
精子の寿命は、個人差はありますが、2日から数日間です。 精子は、男性の精巣の中で日々生産されています。 1回の射精で、約1~4億匹が放出されています。
■卵子の寿命
卵子の寿命は、個人差はありますが、12時間から36時間です。 排卵前に性行為をして卵巣前に精子が待っている状態で妊娠する事も可能です。 卵子も鮮度が大切です。 排卵してすぐに精子と出会う状態を作るのが理想です。
この排卵時期を、妊娠が成立すると妊娠2週目として数えます。
卵子に精子が入り受精
一番に辿りついた精子は卵子の中に入ります。ひとつ精子が入ると、卵子は他の精子が入れないようにシャットアウトします。 卵子の中に入れるのは、たったひとつの精子だけです。精子がふたつ入ると双子、みっつ入ると三つ子になります。
精子は、卵子の中でしっぽを落とし、 頭部から男性の遺伝子が詰め込まれた核を放出します。 すると、精子の核は、女性の遺伝子を持つ核と合体。 これこそ、生命の源となる「受精」の瞬間である。
妊娠2週目は、排卵日の週
妊娠2週目は、まだ、妊娠していない時期です。妊娠排卵日の時期になります。この時期に、排卵が始まり、受精、着床すると妊娠になります。生理0日を、妊娠0日と数え始めます。
この時期は、妊娠を計画して、妊娠行為をする時期です。まだ、妊娠の自覚のない時期です。
この時期に、薬を飲んだら、どうしたら良い?
実際は、妊娠していない時期なので、問題ないとも言われていますが、妊娠を計画しているのなら、薬は避けた方が良いでしょう。
Q2.妊娠していますが、薬を服用してもよいでしょうか?
A : 薬についての質問で一番多いのは、「妊娠中の薬の使用」で、そのなかでも形態異常(奇形)についてです。その次は胎児に与える影響、妊婦自身の薬による影響となります。
妊娠すると体内では複雑な変化が起こり、母体は機能低下をきたしたり、逆に鋭敏になり、薬の副作用も強くあらわれやすくなります。
薬の副作用で、胎児の成長に影響が出るのか心配になります。気になる事は、メモをして産婦人科医に相談してみましょう。
妊娠したら、タバコ・酒・薬などは避けましょうね。