お友達の家でのマナー しつけ
お友達の家でのマナー
大切なのは普段のしつけ
「Aちゃんの家に行ったら、おうちの人にちゃんと挨拶をするのよ」
「大人しくしているのよ」などと事前に言い聞かせると、子供は「およばれ」が楽しくなります。
またそのときは「うん」と言う事を聞いても、いざAちゃん家で遊び始めたら、言われた事を忘れてすまう事も多くあります。
特別に「およばれ」用のしつけはないのです。「およばれ」した時に身に付けさせたい事は、日常生活でのしつけの延長にあると考えましょう。
朝起きた時や食事の時に、家族で挨拶をしてますか?
ひとりだけでご飯を先に食べていないですか?
靴は揃えていますか?
家でも子供が冷蔵庫を開けた時は「家ではいいけど、よそのうちの冷蔵庫は勝手に開けちゃダメよ」
と教えましょう。
大切なのは、日ごろから家庭で生活習慣やマナーを教えていくことです。
お友達の家に行ったら
●挨拶をする
「こんにちは」「おじゃまします」「ありがとう」と挨拶をするのはとても大切です。
●脱いだ靴は揃える
生活習慣が出ます。家でも靴を揃える習慣を付けましょう。
●人の家の冷蔵庫は勝手に開けない
これは、とても大切な事です。勝手に人の家の冷蔵庫を開けてはいけません。
家でも、冷蔵庫を開ける時は、「家ではいいけど、友達の家では勝手に開けたらダメだよ」と言葉をかけて下さい。
●食べる時は「いただきます」「御馳走様」
頂く時の挨拶はとても大切です。
規則正しい生活リズム
健康的な毎日を過ごすには、規則正しい生活を送ることが一番です。
5つの基本的生活習慣の中で特に子供の健康にかかわってくるのが食事と睡眠です。
しかもこのふたつは、生活リズムのベースになります。
早起きがスタートライン。そして朝ご飯をしっかり食べます。
他の食事も出来るだけ毎日同じ時間に取るように心掛けます。
昼間、体を動かして遊べば、疲れて夜早く寝られ、良く日早く起きるというリズムが生まれます。
生活習慣のしつけは成長を見る喜び
生活習慣は食事は食事、清潔は清潔と独立したものではなく、
つながっています。
例えば手を洗う事を教えなければ、食事前の手洗いが出来ません。
トイレトレーニングが遅ければ、パンツをひとりで履くのも遅くなります。
一方、お箸が持てたらボタンも止められるようになったなど、ひとつの事が出来ると、連動して
他の事が伸びたりします。
しつけは大変なことも多いですが「これも出来るようになった」と成長が分かる場面がたくさんあります。
それを喜ぶ気持ちの余裕があるといいですね。