着替えの習慣 しつけ、生活習慣など
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着替えの習慣 しつけ

着替えの習慣

子供にとって着替えはとても複雑

服の着脱を、大人は無意識に、ごく当たり前のこととして行っていますが、子供にとっては とても大変なこと。というのも服には前後ろ、裏表、左右がある、さらにパンツの上にズボンを履くなど、 履く順番もあります。とても複雑で、何をどうしていいか分からないのです。

子供は判断も動作も未熟です。 判断時間が短い子は、パッとひらめいて着ても、裏表が逆だったり、パンツの小さな穴から最初に足を入れてしまったり。 いつまでも判断出来ない子は、動作にかかる前の時間が長くてなかなか着れません。

また着替えでは袖に手を通したり、ボタンをとめたりはずしたり、手や指先を多く使います。 でも子供はまだそれらをうまく動かせないので、動作時間がかかります。 ですから子供は着替えに時間がかかるのが当たり前と思って下さい。

判断の手助けと動作時間の短縮を考える

判断を手助けするには、パンツを右から履く、シャツは右手から袖を通すなど、手順を決めさせるといいでしょう。 人に見られてもいいと思ったらチャコで番号をつけ「はい1,2,3はまだかな」などとパターン化するのも方法です。

動作時間を短くするには、着やすいように服を丸めておいたり、指先を使う遊びをさせたりしましょう。 着替えの時間は、例えばボタンをとめるときに「でたでたボタン」などと歌ったり、楽しくすることも大切です。 そして出来たら褒めて下さい。それが自信になり、また次にやろうという意欲につながるでしょう。

着替えの時のママの心得

着替えにかかる時間を知っておきましょう。時間を計っておけば出かける前など早めに準備が出来ます。「早く」「ちゃんと」はタブーです。 余裕を持って見守りましょう。

自分で着替えるという気持ちを大切にしましょう。 「自分で着たい!」というのは意欲の表れ。 急いでいる時は手伝ってもよいのですが、最後は子供が「自分で着た」と思うようにさせるのがコツです。

ひとりで着替えが出来るかな

▼2歳ごろの着替え
自分でやりたい。でも仕上げはお母さんがして下さい。自分でやりたがる気持ちを尊重し、上手にのせて。 うまく出来ないことも多いので「仕上げはママよ~」と歌うなどして整えてあげましょう。

▼3歳ごろの着替え
ひとりで出来るからママは見ててね。 意欲があるのですから、ひとりでさせて見守って下さい。 どうしても出来ない所は少し手伝い「できたね!」と喜んで下さい。 子供も意欲が出てきます。

▼4歳ごろの着替え
ちゃくだつOK。たたむ事も出来ます。ほとんどひとりで着脱が出来ます。 たたみ方は小さなハンカチから教え、自分の服もたためるように習慣化していきましょう。

▼5歳ごろの着替え
汚れ物を着替えて洗濯かごにポンと入れる習慣を付けます。 部屋着と外着など、時と場合によって服をかえたり、汚れた服の片付けや身支度も出来ます。

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