授乳中の食事
授乳中の食事
栄養バランスのよい食事が大切
赤ちゃんに質のよい母乳をたっぷりと飲ませてあげるために、またママ自身が産後の疲れを十分にとって、
毎日を元気に過ごすためにも、栄養バランスのよい食事をとるように心掛けて下さい。
母乳栄養の場合は、母乳をつくったり、与えるためのエネルギーとして非妊娠時より1日450kcalがプラスになります。
母乳ママの食事のポイント
●食事は三食、いろいろな食品をまんべんなく
●良質のたんぱく質を積極的にとる
●脂肪は動物性より、植物や魚の脂肪がおすすめ
●血をつくる食品をとる(とくにレバー)
●水分を十分にとる
●間食には果物、牛乳、ヨーグルトがおすすめ
鉄分とカルシウムもとりましょう
母乳の大部分は血液からできます。
レバー、赤身の肉、赤身の魚、かきなどの貝類、納豆、緑黄色野菜など鉄分の多い食品を
積極的にとりましょう。
鉄分の吸収率は動物性食品のほうが優れています。
骨や歯をつくるカルシウムは、食生活が豊かになった現代でも、唯一不足している栄養素です。
カルシウムの多い食品は、牛乳、ヨーグルト、チーズ、納豆、しらす干し、ゴマなどです。
運動や散歩などはカルシウムの吸収をよくします。
鉄分とカルシウムもとりましょう
1回の食事に主食、主菜、副菜、汁物、果物を組み合わせると、自然にバランスのとれた食事となります。
主食を中心に、エネルギーをしっかりとりましょう。
●産婦人科で出された食事(理想の栄養バランス)はこちら⇒