離乳食後期(9~11ヶ月)
離乳食後期(9~11ヶ月)
赤ちゃん(生後)9~11ヶ月の1日の離乳食スケジュール
時間 | 量 |
---|---|
AM6時 | 母乳または粉ミルク 200~220ml |
AM10時 | 離乳食+母乳または粉ミルク160~180ml |
PM0時 | 果汁、ヨーグルトなど50ml |
PM2時 | 母乳または粉ミルク 200~220ml |
PM6時 | 離乳食+母乳または粉ミルク160~180ml |
PM10時 | 母乳または粉ミルク 200~220ml |
発育にあわせた離乳食を(1回に150~200gくらい)
離乳食は、歯ぐきでつぶせる固さ(バナナ程度)で1日3回食になります。 舌でつぶせる固さ(豆腐程度)が十分にマスター出来たら、歯ぐきでつぶせる固さにすすめましょう。 食品の種類を増やし、形のあるものを与えて、かむ練習をしましょう。 また手に持って食べさせる練習もはじめましょう。 こぼしたり、汚したりしても、やさしく見守ってあげて下さい。
離乳食を十分に食べていますか?
月齢の目安としては、生後9ヶ月頃からですが、 まだあまり食べられないようなら、無理に3回食にしなくてもかまいません。 月齢よりも、赤ちゃんの食べる量を見て次の段階に進むかどうか判断します。 1回にだいたいごはん茶碗1杯くらい食べられるようになったら、3回食に進めていきます。
離乳食の固さや大きさも次の段階へ
離乳食も中期に比べて、少し大きめにし、固めにしていきます。
大きさの目安はだいたい5~7mm大くらいです。
やわらかさもにんじんや大根を煮て、親指と人差し指ではさんでつぶれる程度にします。
ただし、あまりかたいものだと、まる飲みしてしまい、そしゃくの練習になりませんから、気をつけて下さい。
味付けは、この時期も出し汁や素材の味を上手に生かして、大人が物足りない程度の薄さにしておきます。
おとなの料理から取り分けて調理する事もあるかもしれませんが、大人が食べてみて塩味を感じ、
おいしいと思うようであれば、赤ちゃんにとっては味が濃すぎます。
濃い味付けにならないように注意しましょう。
赤ちゃんが離乳食で周りを汚す
この頃には、食事中に赤ちゃんが手を出して食事を食べようとします。
もちろん、まだまだ手の使い方がうまくいかなくて、せっかく作った料理が
ぐちゃぐちゃになったり、周囲が散らかったりして、ママは頭が痛くなることもあるでしょう。
でも、これは赤ちゃんの自我が芽生え、食事に興味を示している証拠。
この時期に「いけません」と怒ってばかりでは、赤ちゃんの自主性も育ちませんし、
大きくなっても自分で食べるようになりません。
食事のときには、汚れてもいいような格好をさせて、イスの下に新聞紙やビニールシートを敷くなどしておきましょう。
ただし、ママがあげても食べずに、食べ物をこねてただ遊んでばかりいるようなら、
いつまでも遊ばせずに片付けてしまいましょう。